最近すっかりオーダーメイドAIの新機能「画像生成ツール」にハマっている歌耶子です。
前回紹介したときには全メイドさんを使用できるフルモード課金しかなかったのですが、現在ではこの画像生成機能のみに課金することも可能となりました。
さっそく遊びまくっております。
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さて今回は、もう少し実務的なツールのお話です。
AIを用いた次世代OCRシステム「AI JIMY Paperbot」についてご紹介いたします。
そもそもAI OCRって何?
最近のAI技術の進歩は本当にすさまじいものがあり、もちろん日常の業務の中にも取り込まれるようになってきています。
中でも近年進歩しまくっているのがOCRの分野です。
OCRとは光学文字認識(Optical Character Recognition)のことで、要はスキャンした文字を読み取ってくれる仕組みということですね。
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OCRという仕組みそのものは実はかなり昔からあったものの、近年はAIが導入されたことでかなり幅広いものまで正確に読み取れるようになっているそうです。
実は昔々、まだAIという技術が普及する前にスマホのカメラ機能を使ったOCRサービスを使ってみたことはあります。
しかし当時は「文字の形は読み取るものの、意味までは見ていない」という感じで、「あ」が「ぬ」になっていても「わ」が「れ」になっていても、そのまま文字化されていたのを覚えています。
仕事で教材を作るのに使ってみたのですが、当時は正直「全然ダメ」でしたね。
そんな機械に裏切られた経験(?)を持つわたしは、AIを用いたOCRシステムと聞いても「今ならAIでその辺は自動的に自然な言葉に直してくれるんだろうな」くらいのことを漠然と考えていたのです。
が、AI JIMY Paperbotは正直やれることの次元が段違いでした。
AI JIMY Paperbotとは?
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AI JIMY Paperbotは次世代AIを搭載し、画像取り込みからフォルダへの仕分け、文字認識した結果の出力から新たなファイルへの入力まで、何もかもを一気に行ってくれるツールです。
まだまだ請求書や納品書といったものは紙ベースでのやりとりが多い日常の業務の中で「スキャンするだけで分類・データ化ができる」って、めちゃくちゃすごくないですか?
しかも手動でスキャンしたファイルのみではなく、その場でカメラ撮影した画像についても同様の処理が可能ですし、「監視フォルダ」を設定することで、そのフォルダに入ってきたファイルのチェックもしてくれます。
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自分の会社で使うとどうなるか想像してみた
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たとえばわたしの場合は本業が学習塾講師なのですが、以下のような業務が紙ベースで行われています。
- エクセルで作成した手書きアンケートの結果集計→スキャンしてそのままpdf保存&文字化が必要なものは担当が自力でエクセルに手打ち
- 教材の取引先が複数あるが発注書や請求書・納品書の形は当然会社によってバラバラ→全部コピーしてそのままファイリング
- 保護者面談などを行いたい場合には、紙ベースで希望日程を提出してもらうことも→その後エクセルやスプレッドシートに手打ちして管理
え、これが全部自動化されたらヤバくないですか?
①手書きのアンケート結果が自動でCSV形式になってくれたら…
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手書きでご提出いただいたアンケートの結果は現状「スキャン→pdf化→保存して必要なときにはそれを見る」という形になっています。
ただ、これ一回に40人分とかあるわけです。そして出欠番号とかあるわけではないので、並び順もバラバラです。
「あ~一学期のあのときにあの人何書いてたっけ…?」となった時には、だーっと長いpdfファイルからそのご家庭のものを探し出すという作業が発生します。
CSV形式にできるのであれば、名前を検索すれば一発ですよね。すごい。
②教材発注のあれこれが全部自動で管理できたら…
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一部の超大手塾や特殊な塾(出版社直属とかね)以外の学習塾では、複数の教材会社とやりとりをしているのが一般的です。
教材会社によって、教材の発注書の書式も違えば納品書・請求書の書式も異なるわけです。
現状はそれをひたすらファイリングして保管しておいて、何か不明点が出たときにはがさごそ探しています。
これもスキャン→データ化できれば検索で一発解決できますね。すごい。
③保護者面談の日程調整が少しでも自動化できたら…
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学習塾では学期ごとに保護者面談を実施したりします。うちも当然そうです。
この日程調整がまた、けっこう大変なのです…。
手書きで第三希望まで書いてもらう、なんて場合もあるのですが、そうなるともうぐっちゃぐちゃです。
「Aさんの第一希望を通すとBさんは第二希望になるから、そうすると……」と組んでいくわけですが、わたしは正直この作業を紙だけでやるのは無理です。
自力でスプレッドシートに入力してなんとかしています。
これも読み取るだけでデータ化できたら、かなり管理が楽になるのではないかと思います。すごい。
AI JIMY Paperbotの仕様をもう少し詳しくご紹介
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さて、それではAI JIMY Paperbotについてもう少し詳しく見ていきます。
直感的な操作が可能&マニュアルやサポートも充実
公式サイトから実際に無料トライアルでさわってみることができるので、興味のある方はぜひ登録してみましょう。
最初に「ワークフロー」というものを設定して、「こういう条件のファイルがあったら、こう処理するよ」というルールを定めます。
以上!
……といってはあまりにも雑かもしれませんが、基本的な流れは本当にそれだけです。
さらにYoutubeマニュアルもあるため、見ながら操作すれば誰でも初期設定を完了させることが可能です。
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また、困った時のサポートも各種揃っています。
新しいサービスを導入するときにはいろいろと不安が生じてしまうものですが、これだけのサポート体制があればトライしやすくなりますね。
次世代AIの力をフル活用!
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AIってホントにすごいなー!と思わされたのがこのAI仕分け機能です。
体裁の違う書類でも、あらかじめ設定しておけばまとめて処理してくれちゃいます。
先ほど「教材の発注書が云々」と書いていたのはこの機能があると知ったからというわけです。
従来のOCRであれば、「決まった場所に決まった内容が書いてあれば、それを識別する」ことまではできたと思うのですが、この仕分け機能に関してはまさにAIの本領発揮といえるのではないでしょうか。
文字認識の精度が信じられないレベルで高い!
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さらにこの文字認識精度が高性能すぎます。
いや、目視でも解読できるか怪しいんですが!?
塾講師のわたしは生徒がこの字で何かを提出してきたら突き返しますが!?
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これは本当にすごい技術だと思います。
先ほども述べた通り、基本的に手書きベースの書類の仕分けをしたいわたしにとっては夢のサービスにしか見えません。
まとめ
正直、弊社も塾の中ではまだなんぼかIT化が進んでいる方の会社だと思っていたのですが、世の中の流れはこんなものではありませんでした。
AI JIMY Paperbotが代行してくれる作業って、正直業務の中でも時間がかかる&面倒くさい部分なわけです。
こういった書類の作業を自動化することで、我々であればより授業や生徒のことに時間を割けますし、それは他の業種の方でも同じことでしょう。
AI技術の進歩のすさまじさと、その技術をどういう風に活用するかを考え実際にサービス化してくださるシー・システム様のような企業が存在してくれることのありがたさを感じながら、今回の紹介記事はここまでとさせていただきます。
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